ふるさと納税でマイルを貯める!ポイントサイトで最高還元率9%
今年はふるさと納税の返礼品が大きな話題になりましたね。
商務省が高額返礼品を問題視し、2108年10月末で還元率の高い返礼品や商品券がほとんど姿をけしてしまいました。
ただ、それらがなくなっただけでふるさと納税制度はかわりなく続いています。
また、年度末にポイントサイト経由でふるさと納税することで高還元率でポイントを獲得できる納税サイトがでてきました。
そこで、ふるさと納税でマイルを貯める方法を記事にしたいと思います。
ふるさと納税の仕組み
ふるさと納税とは、自分の支払う所得税や住民税の一部を、自分の生まれ故郷や好きな自治体に寄付できる制度です。
そして、その寄付した分の税金は、所得税や本来払うべき住民税から控除されます。
まずは、ふるさと納税の仕組みをまとめてみます。
ふるさと納税による返礼品
ふるさと納税制度ができましたが、ただ寄付を待つのみでは自治体としてもなかなか寄付が見込めません。
そこで、自治体は様々な特典(返礼品)を用意して寄付を呼び込む努力を始めました。
ふるさと納税をすることによってその自治体の特産品などの返礼品がもらえるようになっているのは、こういった理由によります。
(返礼品の一例)
・新潟県魚沼市:コシヒカリ
・静岡県浜松市:ウナギ
・三重県松阪市:松阪牛
・北海道紋別市:本ズワイガニ
中には家電製品や旅行券などを用意している自治体もあります。
ふるさと納税による費用
自治体に寄付することによって返礼品がもらえるとしても、費用がかかってしまっては持ち出しが多くなってしまいます。
しかし、寄付した合計金額から2,000円を超える部分については、本来払うべき所得税と住民税から全額控除されるため、実質の負担額は2,000円のみです。
例えば、50,000円寄付した場合には、50,000円-2,000円=48,000円が控除されるというわけです。
つまり、2,000円の負担だけで、各地の特産品等がもらえてしまうわけです。
ただし、寄付できる金額には上限が設定されており、上限を超えてしまった分は控除の対象にならないため注意が必要です。
寄付上限の目安
給与収入 | 家族構成 | |||||
独身又は 共働き |
夫婦 | 共働き+子1人 (高校生) |
夫婦+子1人 (高校生) |
共働き+子2人 (大学生と 高校生) |
夫婦+子2人 (大学生と 高校生) |
|
300万円 | 28,000 | 19,000 | 19,000 | 11,000 | 7,000 | ― |
400万円 | 42,000 | 33,000 | 33,000 | 25,000 | 21,000 | 12,000 |
500万円 | 61,000 | 49,000 | 49,000 | 40,000 | 36,000 | 28,000 |
600万円 | 77,000 | 69,000 | 69,000 | 60,000 | 57,000 | 43,000 |
700万円 | 108,000 | 86,000 | 86,000 | 78,000 | 75,000 | 66,000 |
800万円 | 129,000 | 120,000 | 120,000 | 110,000 | 107,000 | 85,000 |
1,000万円 | 176,000 | 166,000 | 166,000 | 157,000 | 153,000 | 144,000 |
1,200万円 | 242,000 | 239,000 | 232,000 | 229,000 | 219,000 | 206,000 |
1,500万円 | 389,000 | 389,000 | 377,000 | 377,000 | 361,000 | 361,000 |
※中学生以下の子どもは計算に入れる必要はありません。
※控除額の詳細は総務省のふるさと納税ポータルサイトをご覧ください。
ふるさと納税の流れ
①ふるさと納税の可能額を確認する
上で説明しましたが、上限が決まっていますのでふるさと納税が可能な額を確認しましょう。
②寄付を申し込む(寄付する自治体と返礼品を選ぶ)
ふるさと納税を仲介している様々なサイトがありますので、お好みのサイトで寄付する自治体と返礼品を選びましょう。
ふるさと納税サイトによって特色がありますので、各自にあったサイトを選ぶことができます。
マイルを貯めるのに適したサイトは記事後半で紹介します。
また、自治体のウェブサイトからでも申込できます。
ふるさと納税サイトでは、ネットショッピングをするように簡単に寄付手続きを行うことができます。
返礼品を選んで、寄付手続きを進めるボタンをクリックするだけです。
支払いには、クレジットカードを選択することもできるサイトがほとんどです。
銀行振り込みなどの手続きも不要になりますので、まさにネットショッピングと同じですね。
あとは返礼品が送られてくるのを待つだけです。
③所得税や住民税控除の手続き
最後に重要なのが、所得税と住民税の控除の手続きです。
これを怠ってしまうと税が控除されないため、高額で各地の特産品を購入したことになってしまいます。
手続きには、2種類の方法があります。
ふるさと納税ワンストップ特例制度
その年にふるさと納税を行う自治体の数が5以内で、もともと確定申告をする必要がない給与所得者が対象です。
6以上の自治体にふるさと納税を行った場合は、確定申告をする必要があります。
寄付をした自治体から送られてくる書類に記入し、必要書類(マイナンバーの写し等)とともに自治体に返送します。
あとはその自治体が手続きをしてくれます。
なお、ワンストップ特例制度を利用した場合は、ふるさと納税を行った翌年度の住民税の減額という形で控除されます。
このワンストップ特例制度によって簡単に手続きができることから、ふるさと納税の利用者が大幅に増加したようです。
確定申告
ふるさと納税を行った翌年の3月15日までに、確定申告書を税務署に提出します。
手続きには、ふるさと納税を行った自治体から送られてくる「寄付金受領証明書」が必要になるため、失くさないようにしっかり管理しておきましょう。
確定申告をしたことがない方は難しそうに思うかもしれませんが、実はすごく簡単です。
国税庁のウェブサイト内に確定申告書作成コーナーがありますので、源泉徴収票の記載の通りに収入や控除額を入力し、寄付金額も入力するだけです。
あとは、自動で計算してくれます。
作成した書類をプリントアウトし、「源泉徴収票」と「寄付金受領証明書」を添付して所轄の税務署に提出してください。
所得税分は還付され、残りは翌年度の住民税が減額される形で控除されます。
ふるさと納税は簡単だとわかったはずです。
2,000円の負担だけで様々な返礼品を受け取ることができますので、まだ利用したことがない方は、一度試してみてください。
ふるさと納税でマイルを貯める方法
ふるさと納税を利用するだけでも返礼品をお得に受け取ることができますが、さらにマイルを貯めることもできます。
マイルも貯めることができれば二重にお得ですよね。
どのような方法があるか見ていきたいと思います。
航空会社のサイトを利用
航空会社もふるさと納税のサイト運営しています。
これらのサイトを利用してふるさと納税を行うことでマイルを貯めることができます。
ANAのふるさと納税
ANAマイルを貯めている場合は、「ANAのふるさと納税」を利用する方法です。
「ANAの ふるさと納税」経由で自治体に寄付した方には、返礼品のほかに、寄付金額100円につき1マイルがプレゼントされます。
50,000円分寄付した場合には、500マイルがもらえますね。
JALふるさとへ帰ろう航空券
マイルが貯まるわけではありませんが、JALにもふるさと納税のサイトがあります。
JALのサイトを利用してふるさと納税した場合には、JAL航空券を購入できるクーポンをもらうことができます。
上の沖縄恩納村の場合では、50,000円の寄付で、返礼品と交換できる50,000ポイントのほかに、恩納村への航空券15,000点分(15,000円分)がもらえます。
国内旅行を予定している場合は、利用する価値はありまそうです。
ポイントサイトを経由
最後に紹介する方法がポイントサイトを経由して、ふるさと納税サイトから寄付する方法です。
モッピー経由でふるさと納税サイト「Wowma!ふるさと納税」を利用すると、なんと寄付金額の9%ものポイントをもらうことができます。
どこ得で確認してみても、ふるさと納税する場合、モッピー経由でふるさと納税サイト「Wowma!ふるさと納税」の利用が最高還元率ですね。
モッピー経由でふるさと納税
モッピーのふるさと納税特集のページ内の「Wowma!ふるさと納税」をクリックしてください。
その先の画面から、「ショップへGO」をクリックして、「Wowma!ふるさと納税」のサイトからふるさと納税を利用するだけです。
返礼品をもらえて、さらに寄付金額の9%ものポイントがもらえますので、ぜひ利用してください。
ANAマイルへは、寄付金額の7.29%(9%×81%)で移行できます。
ポイントサイトでマイルを貯める方法は以下の記事を参考にしてください。
Wowma!ふるさと納税
Wowma!ふるさと納税は、2018年10月31日からサービスを開始した新しいサイトです。
特徴は、KDDIグループが運営しているため、auユーザーならauかんたん決済が利用できることです。
各種ポイントが利用できるサイト
マイルはたまりませんが、よく利用されているポイントを利用できるサイトを紹介します。
Yahoo!ふるさと納税
Yahoo!JAPANのサービスの中に、Yahoo!ふるさと納税があります。
このサイトでは、ふるさと納税の支払いにTポイントを利用することができます。
Yahoo!JAPANのサービスであるため、期間固定Tポイントも使用することができことが最大の利点です。
ただし、ANAマイルを貯めている方は、Tポイントもマイルに交換したほうがいいかもしれません。
Tポイントを使用することはできますが、Tポイントを貯めることはできません。
また、Yahoo!JAPANカードで決済しても、通常ポイントの利用金額の1%のみです。
楽天ふるさと納税
このサイトでは、ふるさと納税の支払いに楽天スーパーポイントを使用することができます。
また、楽天スーパーポイントを貯めることもできます。
通常ポイントとして1%
楽天カード決済で2%
さらにSPU!(スーパーポイントアッププログラム)で楽天モバイルや楽天トラベルなどの利用で最大15%まで還元されるようです。
まとめ
・直接ANAマイルをもらう場合は、ANAふるさと納税を利用
(寄付金額の1%分のマイル)
・ふるさと納税の最大還元率は、モッピー経由での「Wowma!ふるさと納税」利用で、寄付金額の9%ポイント
(ANAマイルへは寄付金額の7.29%)
モッピー経由で「Wowma!ふるさと納税」することで、返礼品のほかにも多量のポイントももらえちゃいます。
今年もあと1ヶ月なので、まだふるさと納税を利用していない方は一度利用してみてください。
モッピーにまだ登録していない方は、下のバナーから登録してください。
登録後2019年1月31日までに5,000pt以上獲得すると、1,000pt(最大1,300pt)がもらえます。